『工藝の森』は、モノづくりの起点が自然にあることに着目し、『行為循環型のモノづくり』を通して、人と自然の健やかな関係性が再構築されることを目指す、私たちのビジョンです。
行為循環型のモノづくりとは、「うえる」「そだてる」「いただく」「つくる」「つかう」「なおす」といった、モノづくりに関わる行為がつなぎ直されること。木を植えるところから始まるモノづくりや、モノを作ること、買うこと、使うことが、森に還元するモノづくり-そのようなモノづくりが、持続可能なモノづくりだと私たちは考えます。
私たちは、より大きなコミュニティで育む、この循環的活動の全体を、『工藝の森』と称して運営します。
私たちは、京都市街地から、北西に車で1時間ほどの位置にある京北という山間地域までの間を主なホームベースにしています。この京北で私たちは、モノづくりの源流である「森」と、人が自然と関わり続けることの現れである「工藝」を繋ぐため、二つの事業に注力します。